【産婦人科医に聞いてみた】生理じゃないのに血が…「不正出血」で考えられる病気って?

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「え、生理じゃないのに血が出てる……」こんな状況になったら、もしかして何か病気なんじゃないかなど不安になってしまいますよね。今回はそんな「不正出血」について、針間産婦人科の金子法子院長に、原因や考えられる病気などについてお伺いしました。【目次】Q1:そもそも不正出血って何?Q2:不正出血の原因にはどんなものがあるの?Q3:もしかしたら病気のサインかも…不正出血で考えられる病気って?Q4:不正出血が出た時、どう行動すべき?Q1:そもそも不正出血って何?不正出血とは、月経時以外で膣から出血したものをいいます。鮮血や茶色っぽい血が出る場合や、おりものに少量の血が混ざったような場合も不正出血に該当します。思春期・成熟期には機能性出血が多くを占めますが、中には良性、悪性腫瘍の器質的変化が原因のこともあります。つい、少し様子をみようかな……と、思いがちですが、自己判断せずに婦人科受診をされることをおすすめします。Q2:不正出血の原因にはどんなものがあるの?不正出血の原因は、大きく分けて4つあります。「器質性出血」何らかの疾患が原因の出血をいいます。膣、子宮、卵巣などに異常があり、それが原因で出血することです。代表的な疾患に、子宮頸がん、子宮体がんなどの「悪性腫瘍」や、膣炎、子宮頸管ポリープ、子宮内膜症などがあります。「機能性出血」女性ホルモンのバランスの乱れが原因の場合をいいます。病的な原因ではなく、環境の変化や心的ストレスがあるときや、思春期や更年期のホルモン量が不安定なときにおこりやすくなります。ad「中間期出血」月経と月経の間の、排卵の時期に出血するもので、毎回ある人もいれば、ときどきみられる人もいます。生理的な出血で、病的なものではありません。「その他の出血」妊娠したときに、いつもの月経よりは少量の出血をみることがあります。また性交時に、指や性器により、膣内が傷ついたときに出血することもあります。ad1Q3:もしかしたら病気のサインかも…不正出血で考えられる病気って?不正出血をきたす代表的疾患には以下のようなものがあります。【不正出血で考えられる代表的な病気1】ホルモンバランスの乱れによる出血器質的疾患が否定されたら、出血が少量の場合は様子をみることもありますが、長期間続いている場合は、ホルモン剤を投与して出血を止めて、新しい月経サイクルを作ります。【不正出血で考えられる代表的な病気2】子宮筋腫子宮にできる良性のこぶをいいます。婦人科良性腫瘍の代表的なもので、35歳以上の女性の30~40%にみられるといわれています。発症すると、女性ホルモン(エストロゲン)の影響を受けて徐々に大きくなり、下腹部膨満感や下腹部痛、貧血、不妊の原因になることも少なくありません。エコー検査ですぐにわかりますので、診断がつけば、大きさ、症状の程度、年齢などを考慮して、経過をみるか薬物または手術療法を行うか判断します。【不正出血で考えられる代表的な病気3】子宮頸がん子宮の入り口にできるがんで、原因はHPV(ヒトパピローマウイルス)というウイルスが、主に性交を通して子宮頚部に侵入し、一部ががん化するものです。近年、性交の低年齢化に伴い、若年層に増えています。不正出血で見つかる場合は、ある程度進行していることが多いので、早期発見のためにも、年に一回は子宮がん検診を受けることをおすすめします。また、子宮頸がん予防ワクチンを接種することで、若い人に多い16型、18型頸がんは90%以上予防できるといわれており、若い世代の積極的接種が望まれます。ad【不正出血で考えられる代表的な病気4】子宮体がん子宮の内部(子宮内膜)にできるがんをいいます。体がんは女性ホルモンのエストロゲンが、プロゲステロンに比べて相対的に多くなる状態が長期間続くことで起こり、年齢的には更年期にかかるころから増加します。初期症状として不正出血でみつかることが多いため、がん検診の際に経膣エコーを併用して、子宮内膜の状態も診てもらうことをおすすめします。【不正出血で考えられる代表的な病気5】子宮頸管ポリープ子宮の入り口付近にできる良性のできものをいいます。ちょっとした刺激で出血しやすく、出血を繰り返すようなときは、切除します。その他、膣炎や膣部びらんなどでも不正出血をみることも多く、不正出血をみたからといって、すぐに重篤な病気があるのでは? と、過度に恐れず、まずは婦人科受診されることをおすすめします。adQ4:不正出血が出たとき、どう行動すべき?以上、代表的な不正出血について述べましたが、経過をみていいものから、がん性の出血まで、その原因は様々です。with世代の皆さんにとって、婦人科は敷居が高く、受診をためらう方も多いでしょう。また「必ず内診(下着を脱いで、膣から診察すること)があるのでは?」「自分は

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